2007.9.6.やっぱり光ちゃんが大好き


【光ちゃんの生殺しパワー】

ここ最近、寺田の光ちゃんが熱さを取り戻してる気がする。
先日放送された「ソロモン流」は光ちゃんマニアとしてはたまらない番組だった。
レコーディングブースで仮歌を歌う姿が久々に見れたのもうれしかったし、
未だにダンスの振り付けまで口出ししてる姿とか素敵すぎた。
やっぱ光ちゃんのドキュメンタリーはいつ見ても面白い。
なんで面白いのか、それは光ちゃんがいつも本気だからだろう。そして彼こそが一番のハロプロファンだから。
プロデュース業をやり始めて10年、すでに社長の肩書きまで手にしてるのに未だに現場主義。
完全に人任せにはせず、自らのフィルターを必ず通してるところが光ちゃん作品の魅力でもある。

一時期、光ちゃんに対して良く思わない時もあった。
光ちゃん以外の人に曲を書かせた方がいい!と本気で思ったこともあった。
光ちゃんに対するリスペクト心が再び戻ったのが昨年の結婚。
これだけかわいい子達に囲まれて、手を出そうと思えばいくらでも出せる理想郷に住んでいながら、
まさかのお見合い結婚。
あの時にこの人は男の中の男だと思ったし、ハロプロはやっぱ光ちゃんが居てこそと改めて思ったものだ。
今発売されている雑誌「B.L.T」の中でも光ちゃんのこんな言葉が載っている。

「もう忍耐力。お坊さんですよ。忙しくて遊びに行けない!とかは別にいいんですよ。
それより普通に考えてですよ、国民の中から選ばれてきた美女がたくさんいて、
ばーって囲まれてるわけですよ。だいたいの男は頭がおかしくなりますって。
それを普通に毎日しれ〜っと過ごすわけです。
あの子たちにこっちが男として女を意識してるって思われたらダメなんです。」

完熟ボディのごっちんや梨華ちゃんと蜜に接していながら、女を意識せずに過ごすとか、
世界中探しても光ちゃん以外には無理な話だ。
男としての機能が停止してる60歳過ぎのプロデューサーならまだわかる。
光ちゃんは20代後半から30代というお盛んな時期でこの域に達してるわけで前人未到である。


「何が必要かというと“一番好きなことをガマンすること”。
だからそこに愛が生まれるし爆発力や瞬発力が生まれるんです。
大好きなケーキがそこにあってもガマンしないとダメ。
でもケーキ嫌いなヤツにうまいケーキを作れるわけがないんです。
女の子にものすごい興味があるヤツだから女の子の曲を作るんです。
そこにものすごい“生殺し”の気持ちがバッチリ込められてるんですよ。」


この素晴らしい発言を読むと、なぜ小室哲哉が落ちぶれて、光ちゃんが未だに輝き続けてるのかが良く分かる。
小室のようにプロデュースするアーティストとプライベートでも親密になることによって、
作品にリアリティが生まれ素晴らしい曲ができることもあるだろう。
しかし長く続けるには光ちゃんのような修行僧のような気持ちがないとダメなわけだ。
一番大事なのはイマジネーション。
実際にSEXすることによって生み出されるリアリティもあるけれど、妄想によって生み出される想像の世界こそが
アイドルソングとしては重要なのかもしれない。
SEXを経験していない中学生のイマジネーション力は大人には出せないパワーを放つ時がある。
光ちゃんの作品にはこのパワーがみなぎっている。
性への衝動を生殺しにして生み出された数々の名曲。
ハロー作品の1曲1曲には光ちゃんの大事な魂(精子)が込められてると言ってもいい。



【光ちゃんとキャナァーリ倶楽部】

TNXというレーベルを立ち上げたことも光ちゃんにとっては非常に大きかったと思われる。
馬鹿でかい組織となったハロープロジェクトでは光ちゃんが本来やりたかった事ができなくなりつつある。
その中で誰にも指図されず、自由にやれるレーベルの立ち上げは非常に有意義であったハズだ。
現にポッシボーやキャナの作品には良曲が非常に多いし、彼女達を見てるとそこに光ちゃんの影が
ハッキリと見えることがある。TNXで自由にやれることによって本来の感覚を取り戻し、
それをハロー作品にもフィードバックさせてるような気さえする。

8月にはポッシやキャナのメンバーとバーベキュー大会を開催したり、本当好き勝手にやってるようだ。
先週発売になったキャナァーリ倶楽部の2ndシングル「青春万歳!」のシングルV。
これにはメイキングが2種類収録されていて、そのうちの1つが「マジカデミステリーツアー」と題された
光ちゃんが終始登場しっぱなしの素晴らしいドキュメンタリー作品となっている。
たかがインディーズアーティストの1曲のPV収録のために御大自身が朝から晩まで付き添って
自らカメラを回し引率の先生役まで買って出てるのである。
素晴らしき光ちゃんのパラレルワールドを一部ご紹介。

御大自らカメラを回して帯同。

途中、ザリガニ釣りをする場面あり。

こんな衣装のままザリガニ釣りするとかソックスマニワには生唾!

ザリガニ釣り終わると御大自ら「手洗ってくださーい」

「手洗ったら行くよー」ただの気のいいおっさんです。

自らカメラを回しながら駄菓子屋にメンバーを引率。

「一人200円まで。」とベタなセリフを言うも「キャアー♪」と喜ばれたり。

「おやつの時間は3時だからねー。」カメラ回しながら楽しそう。


この後も、たいやき屋やCD屋、ラーメン屋に連れてって
こんな調子でメンバーとスキンシップをはかります。
光ちゃんが心から楽しんでる姿がたっぷり見れる素晴らしい作品。





探索シーンでは気のいい引率の先生役をこなしていたが、
いざ撮影シーンとなればそこはプロデューサーに戻るわけで、
「みんなの歌が、表情が、日本全国、そして世界の人に届くような
気持ちでうたってください。」と光ちゃんらしい言葉でみんなを諭すシーンも。
光ちゃんとここまで時間を共有し、直に指導を受けるのは非常に貴重。
ある種のマインドコントロールを受けてるとも言えるわけで、
そりゃキャナはどんどん強くなるわけだと思い知らされる。



「ソロモン流」の中でもキャナの練習シーンのみが流れていたし、
その中でもおがまなのソロ曲に情熱たっぷりで指導してる姿は
光ちゃんの熱心さがガンガン伝わってきた。
現場で見たおがまなソロ曲は非常に良かったし、
キャナの中でも光ちゃんが一番期待を寄せてるのが、
おがまななんだなと思わせるものがあった。


  

「一番教えてあげるのは、プロパフォーマンスというかサービス根性ですよ。」と光ちゃんは言う。
この言葉こそが光ちゃんがプロデューサーとして一番大事にしてる言葉であると思うし、
それはキャナのメンバーにも十二分に浸透している。
ハロプロ含めた光ちゃんプロデュースユニットの中で、今一番光ちゃん色が感じられるユニットが
キャナァーリ倶楽部であり、今見てて一番面白い。メンバーがただ単にかわいいだけでなく、
そこにつんく♂イズムがびんびん感じ取れるから。だから楽しい。
まだたった1曲のオリジナル曲しか持ってないキャナァーリ倶楽部だが、光ちゃんの力の入れ具合からして、
これからどんどん力を付けていくのは間違いなく、ハロプロメンバーはおちおちしてられないと思う。

ハローの中では℃-uteが今とても輝いてるし、これからはエッグの新ユニットなどにも力を入れていくだろう。
来年にメジャー進出をかけるポッシボー、そして今の光ちゃんにとって最重要ユニットであるキャナァーリ倶楽部。
自身何度目かの輝きを見せている光ちゃんにこれからしばらくは目が離せそうにない。
番組の中で光ちゃんのノドに異変がある事を初めて知った。
そして光ちゃんの歌に対する愛情も改めて再確認できた。
いつまでも光ちゃんが歌い手としてプロデューサーとして輝き続けてくれる事を願ってやまない。
やっぱり光ちゃん好きだわぁ〜。


PS
光ちゃんが書いてるのでは?と噂されてるこちらの「今日のオッスくん」
真偽はわからないが、光ちゃんのタイムリーな思いや考えが読めると思うと
また1つ楽しみが増えたようでとてもうれしいことである。がんばれオッスくん!